主なプロジェクトの取引事例

1998年1月~

海上自衛隊向け掃海具の一貫輸送

スエーデン南部の製造メーカのドックより、ハンブルグ港(ドイツ)を経由し、神戸港まで一貫輸送。 1度の輸送で2艇づつ、合計2度の輸送を実施。掃海具は解体せずに、完成品の状態で輸送。その後も、リペアー行う為に、フロート部分の輸送(往復)を数回手掛けました。 貨物サイズ:1800(L)× 600(W)× 560(H)/ 3,500kgs per Unit

1998年8月~

F-15 射出座席及び試験器材の一貫輸送(往復)

F-15の近代化に伴う射出座席の改修により、米国ボーイング社へ試験用射出座席及び試験用器材(火工品を含む)を一貫輸送。輸出入手続きにに際しては、全て免税処置を行った。 貨物サイズ:形状に合わせた梱包で約30箱

2001年7月~

H-IIA用 補助ロケットブースター(SSB)の
一貫輸送 (チャーター輸送)

米国ユタ州の製造メーカより、西海岸のローカル港を経由し、JAXAのH-IIA打ち上げ施設まで一貫輸送。1度の輸送で約80トンの火工品を輸送する為、専用シャーシを製作し、米国内を陸上輸送(約2000km)、海上輸送についても火工品が輸送できる多目的船をフルチャーター。輸送環境がシビアで±2G~3G以下での輸送が要求され、且つ温度管理も必要であった。この輸送に就いては、以後2005年までに5度の輸送を実施した。
2001年07月 第1回目輸送
2002年04月 第2回目輸送
2002年11月 第3回目輸送
2003年02月 第4回目輸送
2005年09月 第5回目輸送
2007年06月 第6回目輸送
貨物サイズ:53ft専用コンテナを製作し輸送に使用した。

2003年2月~

スタンダードミサイル3
開発試験用ロケットモーターの 一貫輸送 (輸入)

米国メリーランド州のメーカより、米国西海岸の港を経由し、指定納品先(愛知県、群馬県)までロケットモーターを一貫輸送。1度の輸送で約5,000kgの火工品を輸送する為、輸送経路、輸送環境、輸送器材等、シビアな要求をクリアーする必要があった。この輸送に就いては、以後、2004年までに合計3度の輸送を実施。
2003年02月 第1回目輸送
2003年10月 第2回目輸送
2004年02月 第3回目輸送
貨物サイズ:2,900×110×110cm(UN梱包)per Motor

2003年3月~

高速実証機(HSDF)の試験器材一貫輸送
(航空機チャーター輸送)

日本の製造メーカより、スエーデン北部(キルナ)にある政府施設 ES Range (宇宙センター)へ高速実証機並びに試験器材を一貫輸送。欧州内での輸送については、チャーター機(航空機)を手配し、安全且つ迅速な輸送を実施した。また、輸出入手続きについても、全て免税扱いで手続きが出来るよう調整を実施した。

2005年6月~

将来戦闘機(大型バルク)の一貫輸送(往復)

製造メーカより、LE HAVRE港を経由してフランス南西部(レンヌ)にあるフランス軍施設に将来戦闘機のモックアップ(実寸大)を一貫輸送。フランス税関及び関係省庁と調整をし、カルネ貨物として輸送。現地での試験完了後、再度、現地へ梱包スタッフを派遣して梱包、日本まで返送を実施した。輸送に際しては、梱包容器の設計及び梱包作業から関与し、安全な輸送方法を提供しました。 貨物サイズ:機体14,000×420×280cm、 主翼 250×400×380cm、 他9箱

2005年6月~

風力発電/Windmill 関連機材取扱

韓国から風車アンカー、タワーのチャーター海上輸送、一貫取扱い。40m超ブレードの輸送。

2005年9月~

スタンダードミサイル3
開発試験用ロケットモーターの 一貫輸送 (輸出)

製造メーカより、西海岸を経由し、U.S.Navy のチャイナレイク試験場までロケットモーターを一貫輸送。1度の輸送で約5,000kgの火工品を輸送する為、輸送経路、輸送環境、輸送器材等、シビアな要求をクリアーする必要があった。 この輸送に就いては、以後、2005年度内に合計2度の輸送を実施。
2005年09月 第1回目輸送
2005年12月 第2回目輸送
貨物サイズ:2,900×110×110 cm(UN梱包)per Motor

2008年4月~

島根県江津高野山風力発電、タワー9基、
韓国からのバージ海上輸送

韓国、サッチョン市製造メーカ PIERより、島根県浜田港経由、江津港まで、台船による海上輸送、タワー9基分、計36本を3回に分け輸送。 計36pcs, 10,200m3

2007年10月~現在(継続中)

JAXA ライフサイエンス宇宙実験用器材及び
生物試料の輸出入

国際宇宙ステーション(ISS)に建設された「きぼう」宇宙実験棟で使用されるライフサイエンス宇宙実験用器材及び生物試料の一貫輸送を取扱い。これまでにNASA Kennedy Space Center (フロリダ)及びJohnson Space Centerへ様々な器材及び試験試料を輸送。貨物には特殊な器材の他、カイコの卵、植物の種、カエルの細胞、ヒトの細胞、血清、線虫等、様々な生物試料が含まれます。また特殊な器材を使用し、-80℃前後の輸送環境を維持したまま、それらの試料を最短時間で輸送するといった特殊な対応をしております。
<これまでの輸送実績>
* DomeGene実験用器材及び試料
* RadGene実験用器材及び試料
* RadSilk実験用器材及び試料
* MELFIグランドモデル冷却試験用器材
* CERISE実験用器材及び試料
* ISSからの帰還物資(冷凍なずな)の返送
* その他、実績多数…
このプロジェクトに関しては、輸送器材を待機させスペースシャトルの帰還次第、貨物(実験試料)を引き取り迅速に日本へ輸送するミッションも含まれます。NASAとの調整、手続き等、特殊な対応が必要です。

2014年5月

風力発電/Windmill 関連機材取扱い

中国 連雲港から風力ブレードをチャーター輸送取扱い。43m x 24本の輸送でした。
①工場積出し時
②船積み時
③ラッシング完了